漢検4級
稿

コウ
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小篆

 形声。声符の高は、字統によると、この場合は白骨化した死体。その光沢を「わら」になぞらえたとする。
 説文解字の小篆は稾の字体。両者は動用字で、意味も同じ「わら」である。
 字統によると、漢以降に、わらの散乱するさまに似ているので、走り書きのものを稿・草稿というようになったという。この意味では稿の字体を用いる。
 ・禾部10画。
※筆者のエッセイ 部品の配置が違う漢字 参照。